03土質安定処理材

軟弱土等の固化・安定に長期間の持続効果
  • ●建設発生土安定処理
    掘削土再利用時の品質確保・向上用安定処理
  • ●公害対策
    産業廃棄物固化処理、シールドエ事などのスラッジ安定処理
主な用途
  • ●表面処理工法
    路床改良、宅地造成、グラウンド、公園などの表層処理、
    仮設道路など
  • ●浅層処理工法
    地中構造物の安定、擁壁の基礎処理および裏込め、
    宅地造成など
  • ●深層処理工法
    大型構造物基礎安定、地下鉄工事掘削地盤安定など
  • ●盛土材安定工法
    切盛土造成のり面安定、地下タンク壁面安定など
  • ●ヘドロ処理
    浚渫土の安定処理、河川ヘドロの安定処理など
  • ●建設発生土安定処理
    掘削土再利用時の品質確保・向上用安定処理
  • ●公害対策
    産業廃棄物固化処理、シールドエ事などのスラッジ安定処理


土木工事、建設工事に支障になる軟弱な土を、石灰を加えることにより、固い土質に改良する事ができます。
弊社の土質安定処理材として、生石灰・消石灰・固太郎シリーズがあります。それぞれ適用土質により強度発現特性が違います。
生石灰 粘土鉱物としてハロイサイトなどを主成分とするローム(火山灰土)に対して低い添加率で強度発現します。
固太郎50
固太郎70
生石灰とセメント系固化材を任意に混合したものです。
固太郎G セメント系固化材を含まないポゾラン物質を添加したもので、六価クロム溶出試験の必要がありません。


標準品位(%)
安定剤の種類 CaO SiO2 Al203 SO2
固太郎・生石灰 95~50 1~30 0~30 0~30
標準品位(%)
安定剤の種類 CaO SiO2 Al203 SO2
固太郎・生石灰 95~50 1~30 0~30 0~30

-六価クロム溶出試験について-

石灰系安定材(石灰系固化材)には、添加剤として「セメントを含まない製品」と「セメントを含む製品」があります。

セメントを含まない石灰系固化材は、六価クロム溶出試験の対象外です。

〔国土交通省のセメント系固化処理土検討委員会による「セメント系固化処理土に関する検討平成14年5月29日」から抜粋〕
従って、平成12年3月24日の建設省通達(建設省技調発 第48号)における石灰系固化材とはセメントを含む製品が対象ですので、石灰そのものとセメントを含まない石灰系安定材(石灰系固化材)はいずれも対象外で六価クロム溶出試験を行う必要はありません。

ページトップへ